Higher Education Innovation in Japan: HEIJ

大学教育イノベーション日本の目的は、加盟組織間の相互連携・交流及び社会への発信を通じて、大学の教職員の能力開発、カリキュラムや教育方法の開発、教育マネジメント・組織開発等を促進し、日本の大学教育のイノベーションに寄与することです。

大学教育イノベーション日本は2016年9月に設立されました。大学の(教)職員の組織的な研修等の実施機関として文部科学省から教育関係共同利用拠点として認定を受けた組織や、大学間連携により大学教育の開発を進める組織などが加盟しています。これまで加盟組織間の交流や知見を広く共有する大学教育イノベーションフォーラムを開催しています。さらにSDの義務化を踏まえて、専門的観点からSDのあり方について提言を行ってきました。

日本の大学に在籍する学生の8割近くが私立大学の学生で、多くの教職員がその教育研究に携わっています。一方、これらの機関で、教職員の能力開発や組織開発を専門に担うスタッフは多くありません。日本の高等教育機関で教育研究に携わる教職員の能力開発、そしてそれら組織の組織開発に寄与できるよう、関係団体と協働しながら進めていきたいと考えています。

大学教育イノベーション日本 代表
芝浦工業大学 教育イノベーション推進センター
教授 榊原 暢久