キックオフ・シンポジウム
大学教育におけるイノベーション創出
–世界に通用する人材育成をめざして–

日時:2016年9月28日(水)13:00-17:00

基調講演「これからの働き方と今後の教育のあり方」
柳川 範之(東京大学大学院経済学研究科・経済学部 教授)

報告1.カリキュラムや教育方法の開発「組織(大学)内起業から全国展開へ--日本のリーダーシップ教育の発展」
日向野幹也(早稲田大学大学総合研究センター 教授)

報告2. 大学教職員の能力開発「大学教職員の能力開発:広がりと深まり」
竹内 比呂也(千葉大学 学修支援担当副学長)

報告3.教育マネジメント・組織開発「教育マネジメントとIR」
佛淵 孝夫(佐賀大学前学長)

基調講演「これからの働き方と今後の教育のあり方」

柳川 範之(東京大学大学院経済学研究科・経済学部 教授)

グローバル化の進展する世界において、我が国では、低成長経済に加えて人口減少社会が現実となる中、経済・社会におけるイノベーション創出の基盤を担うべき大学に対する期待は非常に大きなものがあります。このため、大学の研究のみならず、教育についても、イノベーションが求められています。すなわち、学生を自由で民主的な市民社会の能動的参加者へと成長させ、持続可能な経済成長に貢献する人材へと育成するには、大学教育そのもののイノベーションが不可欠です。これは文系・理系を問いません。しかし、残念ながら、日本の大学教育がこのような期待に十分応えているとは認識されていないのが現状です。基調講演として異色の学習歴をお持ちの柳川範之先生から大学教育と学習のイノベーションのための示唆を頂きます。

(1) 異色の学習歴を語る

(2) 環境の変化とAIの発展

(3) 教育をどう変革するか

(4) 技術革新に対応するために

(5) 大学教育の発想転換

報告集

 グローバル化の進展する世界において、我が国では、低成長経済に加えて人口減少社会が現実となる中、経済・社会におけるイノベーション創出の基盤を担うべき大学に対する期待は非常に大きなものがあります。このため、大学の研究のみならず、教育についても、イノベーションが求められています。すなわち、学生を自由で民主的な市民社会の能動的参加者へと成長させ、持続可能な経済成長に貢献する人材へと育成するには、大学教育そのもののイノベーションが不可欠です。これは文系・理系を問いません。しかし、残念ながら、日本の大学教育がこのような期待に十分応えているとは認識されていないのが現状です。「大学教育」のイノベーションをテーマに,早稲田大学の日向野幹也先生、千葉大学の竹内比呂也先生,佐賀大学の佛淵孝夫先生に大学教育のイノベーションに3つの大学の取組についてご講演いただきます。

報告1.カリキュラムや教育方法の開発
「組織(大学)内起業から全国展開へ–日本のリーダーシップ教育の発展」

日向野幹也(早稲田大学大学総合研究センター 教授)

(1)立教大学経営学部BLPの教育と成果

(2) 早稲田大学でのミッションと学生報告

報告2. 大学教職員の能力開発
「大学教職員の能力開発:広がりと深まり」

竹内 比呂也(千葉大学 学修支援担当副学長)

(1) 教職員の能力開発について

(2) 教育・学習支援の専門性

報告3.教育マネジメント・組織開発
「教育マネジメントとIR」

佛淵 孝夫(佐賀大学前学長)

(1) 佐賀大学のIRとKPIの実例

(2) 影響機能の事例①~④